「実践装画塾」閉塾のお知らせ

 

2010年から「実践装画塾」という装画の塾を7年間やってきました。
ご存じの方も多いように、今年初め講師の一人である文藝春秋デザイン部の関口信介さんが急逝され、お別れの会を行ったあと今後の装画塾をどうして行くか関係者で話し合い、結論として「実践装画塾」を閉じることにしました。
関口さんに代わる方をという考えもありましたが、7年間の蓄積がある塾で苦楽をともにしてきた関口さんの代わりになる方は思いあたりませんでした。
何人かの方から「来年はやるんしょうか?受講したいのですが」という嬉しい話を聞き、何とか応えられないかと思い逡巡しましたが誠に申し訳ありません。

装画塾の卒業生も今年は個展を積極的に開いており、仕事でも活躍している人が増え嬉しい限りです。
長い間ご支援いただき本当にありがとうございました。
またどこかで新しい取り組みを始めるかもしれません。その時はどうぞよろしくお願いいたします。

実践装画塾主宰 宮川和夫


関口信介さん急逝と今年度の実践装画塾中止のお知らせ

 2018年1月初旬、実践装画塾の立ち上げから、文芸部門の講師としてご尽力いただいた、文藝春秋デザイン部の関口信介さんが急逝されました。

 失意と喪失感の中、残された講師陣とDAZZLEのオーナー村松さんと協議を重ねた結果、本年度の実践装画塾は中止とする決断をいたしました。

 実践装画塾は、「ビジネス・実用」「文芸」「人文」「外国文学・エッセイ」から授業が構成されており、とりわけ「文芸」は当塾の中心的講義でした。その「文芸」が無いまま、今年度の装画塾を行うことは、不可能であると判断したからです。

 既に受講を希望されている皆様には、大変ご迷惑をお掛けすることになってしまい深くお詫び申し上げます。

 

 関口信介さんのご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、今後、講師陣で協議を続け、装画塾のあり方を再検討していく所存です。

 

実践装画塾主宰 宮川和夫

 


装画を描きたい!貴方のために。

 

 

書籍を飾る絵、装画に興味をお持ちのイラストレーターさんに度々お目にかかるのは、

装丁を生業とする私たちにとって頼もしいことです。

 

しかし、なかなか装画の依頼がこない、あるいはそもそもどうしたら装画を描けるのか、

との悩みを抱えている方もまた多いのではないでしょうか。

 

そんな悩みに応えるべく、書籍装丁を専門とするデザイナーが講師となり、

装画に取り組むにあたっての実践的なノウハウを、講義と演習を通してお伝えするのが実践装画塾です。

 

8年目を迎える当塾では少なからずの歴史と実績を積み、

今や装画をテーマにした塾の中でもっとも洗練された内容をお届けできていると自負しています。

 

厳しい時代だからこそ、私たちが愛してやまない本の世界に装丁・装画で寄与したい。

熱意ある貴方のご参加を心よりお待ちしています。

会場

gallery DAZZLE ギャラリーダズル

 

 〒107-0061 東京都港区北青山 2-12-20 山西ビル101   

t&f  03-3746-4670   

public@gallery-dazzle.com

http://gallery-dazzle.com  

 

地下鉄銀座線外苑前駅 3番出口より徒歩3分